1. はじめに
私は地域の皆様の健康を支えるため、整骨院を開業して30年間施術と経営を行ってきました。これまで「健康管理士」としての資格を活かし、八光流合気柔術の師範としても、地域の皆様の健康を増進させるべく尽力してきました。
そんな私が、2024年7月末、胃腸炎や熱中症のような症状が3日間続いたため、病院を受診しました。その時点では軽い症状だと思っていましたが、診断の結果は驚くべきものでした。「急性骨髄性白血病」――この診断を受けたときの衝撃は、今でも忘れられません。
2. 白血病発症と診断時の心境
診断結果を聞いたとき、まさか自分が血液の病に侵されているなんて、と信じられない気持ちでした。それまで大きな病気もなく、健康診断でも常に異常はありませんでした。日々の健康管理には特に気を使い、長年にわたり体を整えてきたこともあって、「自分は大丈夫だろう」という思いがどこかにあったのです。
しかし、病気は誰にでも起こり得るものだと改めて痛感しました。私にとっては大切な家族や支えてくれる仲間たちの存在が支えとなり、前向きに治療に取り組む決意を固めることができました。この経験は、私が考えていた「健康観」に大きな影響を与えるものでした。
3. 現在の治療状況と心身の状態
今は入院中で、移植の準備が進んでいます。ありがたいことに抗がん剤の副作用もほとんどなく、体調は安定しています。病気の診断から現在に至るまで、病院の医療スタッフの皆さんが、まるで家族のように支えてくれています。そのおかげで、治療に対して前向きな気持ちを持ち続けることができています。
入院生活は、これまでの日常とは大きく異なりますが、心を穏やかに保ちつつ、日々の健康への意識を高める機会となっています。治療の合間には、これまで身につけた健康知識や柔術の理論なども振り返りながら実践し、自分の体の声に耳を傾けるようにしています。
4. 病気を通じて感じた「健康」の本質
白血病と診断された今、改めて感じるのは「健康」の本質的な意味です。これまでは、健康は主に身体的なものとしてとらえ、運動や食事、生活習慣を整えることを重視してきました。しかし、病気と向き合っている今、健康は単なる身体の状態だけでなく、「心の健康」や「支え合いの絆」も重要な要素であると実感しています。
また、白血病という病気を知ることで、「生きること」そのものがどれだけ貴重であり、感謝であり日々の健康の積み重ねがどれだけ重要かを痛感しました。病気を抱えているからこそ見えてくる「本当の健康」とは、体も心も調和し、周りの方々と支え合いながら過ごすことではないでしょうか。
5. 今後の目標とメッセージ
私の目標は、白血病を克服し、再び整骨院に戻り、地域の皆様に元気で健康な生活を届けることです。病気を経験したことで得られた知識や学びを、地域の皆様にもお伝えしたいと考えています。皆さんも、「自分だけは大丈夫」という気持ちがどこかにあるかもしれませんが、定期的な健康診断や日々の生活習慣の見直しを、どうか忘れずに行ってください。
病気や健康不安に悩んでいる方々へも、少しでもお役に立てるアドバイスをお伝えしたいと思っています。日常の健康管理の意識を高め、身体の不調や違和感に敏感になることで、早期発見や予防が可能になるはずです。私自身も、完治を目指して前進し続けますので、皆さんもどうか共に前を向いていただけたらと思います。
6. 最後に
病気と向き合う中で、改めて家族や医療スタッフ、友人たちの支えがあったからこそ、前向きに治療を続けられています。そして、応援してくださる地域の皆様、ブログを読んでくださる方々に、心からの感謝を申し上げます。
これからも、この経験を通して得た知識と気づきを皆様にお伝えしていきたいと思います。次回の投稿では、健康維持に役立つ情報や、心身のケア方法について具体的にお話しする予定です。皆様からのコメントや質問もお待ちしていますので、どうぞお気軽にご連絡ください。