2017年12月18日

あれから30年・・

上野発の夜行列車で初めての
一人旅の行先は北海道でした。

演歌の歌詞に登場するような
寒々しい津軽海峡ではなく
夏の爽やかな景色が、
初の一人旅を出迎えてくれました。
 
鉄道オタクではないのですが、
北斗星の車両が現役を退き、
宿泊施設やレストランとして
活躍しているとのニュースを
TVで見た時に18歳のころを思い出しました。

当時は、列車の旅がしたかったのではなく、
バイクで北海道にツーリングに行く
手段としてモトトレインとして夏季限定の
パッケージがあったのです。

貨車にガソリンを最低限残したバイクを
積み、自分は寝台車に乗って
青森まで行き、青函連絡船で函館に
渡ります。

17時ごろまでに上野駅の所定の
場所からガソリンの残量を確認して
バイクを職員に預けてベルトで
キッチリ固定し寝台車に移動します。

寝台車には同じバイクで北海道を
目指す方々が集まっていました。

もちろん他の乗客も一緒ですが、
バイクで北海道ツーリングが目的と
分かる人たちでいつの間にか
座談会となっていました。

ほとんどが、私と同じで初めて
北海道ツーリングに行く方でしたが、
その中に北海道にお住いの方がいて、
色々とアドバイスをしてもらった
ことを覚えています。

当時は、当然ながらGPSもスマホも
携帯電話もありません。

地図は紙のロードマップだけでした。

その中で北海道に上陸してからの
予定順路を地図にピンクのマーカーで
塗っていた方がいました。

概ね同じような周り方なので、
その方の地図を見ながら北海道在住の
方に意見を求めていたら、縮尺の
関係でありがちだそうですが、国道が
途中で橋が無くて2~30km程度
迂回しなければならない箇所を
塗りつぶしていることを指摘してくれました。

確かに目を凝らしてよく見ると
川に橋がかかっていませんでした。

しかも迂回路は未舗装とのことです。

当時は道内の300番台の国道は全て
未舗装だったと記憶しています。

一通りこれから始まる旅の期待を
話し込んで、それぞれの寝台に
散って行きました。

狭い通路も、たまに停車する駅も
全てが自分の中では旅情ムードいっぱいで、
ワクワクしていて寝付けなかったことを
思い出します。

そしてついに演歌の歌詞に出てくる
青森県の津軽海峡に着いた時は
眠れなかったはずなのに、疲れなど
全く感じていなかったです。

そして、列車から青函連絡船最後の
夏の津軽海峡を堪能しました。

青函連絡船内には出稼ぎ労働者の
ために理髪店があり、
当時内地との行き来するときの
気持ちの在り方を切り替えて
いたのかなって思いました。
posted by スティンガー at 10:13| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2017年12月16日

振り返れば地平線が!(一人旅の思い出)

一人旅の思い出です。
上野発の夜行列車にバイクを積んで
青函連絡船最後の夏となった津軽海峡を
渡り、無事に函館に上陸したのは
午後3時ごろだったと記憶しています。

北斗星で一緒だった北海道在住の方に
函館に着いたら朝市ラーメンを
食べようと誘われていました。

すでに午後3時なので、朝市は
すでに閉まっているのでは?
と思いながらもお薦めのラーメン店に
数名で向かいました。

当時は地元情報しか頼るものは
無かったのですが、直接教えてもらう
ことなので、ほぼハズレは無かったと
思います。

そして、上陸後にガソリンを入れて
ラーメン店にて目的の朝市ラーメンを
食べました。

18歳当時は今のようにラーメン店が
多くはなかったので、朝市ラーメン
が目の前に運ばれてきた時には、
器の大きさにびっくりしたのと、
大胆に盛られた具材の大きさに
思わずのけ反ってしまいました。

蟹とジャガイモとトウモロコシが
野菜の上に器からはみ出すように
のせられて、どこから食べ始めて
いいのか考えていると、店員さんが
取り皿をすすめられました。

初北海道上陸の一発目からより
期待感が増強し初一人旅を
迎えてくれました。

もちろん朝市ラーメンは、
とってもボリューミーで、
美味しかったです!

また行きたいな!
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posted by スティンガー at 11:03| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2017年12月15日

健康法としての合気道

Web検索でも合気道は健康法としても
人気があるようです。
その一部を参照させてもらうと、
攻撃してくる相手の力を利用するので
強い筋力(空手や柔道のようには)を
必要とせず老若男女を問わず誰でも
はじめることができます。

和合の精神を重視し、また活動は
組み手稽古(試合形式ではなく、
二人一組で行う稽古)が中心である
ことから、健康法としても人気が高く
親しまれています。

例えば以下のようなことが
親しまれる要因と思います。

試合がないので、勝つための
過剰に激しい稽古をする必要が無く、
年齢体力にかかわらず無理なく
自然に心身・足腰の鍛練ができる。

合気道の稽古は、技を左右同じ
動きで同回数繰り返すため、
左右の身体の歪みを取る効果がある。

受身で畳の上を転がることにより、
血行を促す。

また受身の習得で転倒によるケガを
しにくくなる。

関節技を掛けられることによって
ストレッチ効果が得られ、関節・
筋肉の老化防止や、五十肩などの
予防になる。

合気道のいくつかある流派で、
私が師範として立場をとらせて
頂いている八光流は、主に
大東流の技法を整理し、
理解し易い形に再編して、技法を
各段位に分類している。

また「心的作用」と呼ぶイメージを
伴う独自の稽古方法により
比較的短期間に技を習得させ
「金剛力」を習得させる体系と
なっている。

技法は、初段技から四段技、
その上に五段・師範技、皆伝技と
構成され、最終段階に「三大基柱」
という口伝が授けられる構成と
なっている。

また、八光流では各段階の技法と
段位が対応しており、段位は
習得段階を示すものとなっている。
(例:初段技を全て習得すると初段)
師範以上になると紫帯が授与され
八光流を指導することが
できるようになる。

各段階の技法と手の経絡も対応しており、
二段技は小腸経、三段技は大腸経、
四段技は心経と肺経を刺激する技法が
中心となっている。

このため、稽古等で適度な力で技を
かけられることは、経絡が刺激され
健康に良いことと考えられている。

自分の為にも八光流合気柔術教室を
再開したいと思う気持ちが沸々湧いてきます。
posted by スティンガー at 12:05| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする